FAQ

新人弁護士も代表弁護士と一緒に案件処理を行うことがあるか:河瀬季(代表弁護士)

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新人弁護士も代表弁護士と一緒に案件処理を行うことがあるか:河瀬季(代表弁護士)

簡潔に結論を述べれば、

  1. 当事務所は、クライアントの抱える巨大な課題を解決するため、有機的な組織を志向している
  2. 少なくとも「専門性や規模が最大に近い案件」は、代表弁護士がハンドリングしているケースが多い
  3. 現在、平均的には、1年目の終わり頃~2年目の序盤頃に、代表弁護士がハンドリングする案件に入って頂くことが多い

となります。

企業法務系法律事務所の「組織性」とは

当事務所は、基本的には、「組織性」を志向する法律事務所です。ただ、企業法務系法律事務所における「組織性」とは、単純に「多くのクライアント・多くの案件に対応するため」だけのものではありません。「専門性が高い課題」「巨大な課題」に対応するため、という側面が(も)大きく存在します。

この典型は、いわゆる「M&A」でしょう。そうした案件は、

  1. 「個々の契約書のチェック」というレベルであれば、必ずしも専門性が高くない部分もあり、また、1個1個の契約書チェックにかかる時間は、必ずしも多くない
  2. しかし、それらのチェック結果を「統合」する部分は専門性が高く、また、チェックそれ自体に専門性を要求されるタイプの契約書も存在する
  3. また、少なくとも、全行程としては、時間が非常にかかる

といった性質を持っています。したがって、1,3故に、アソシエイト弁護士を含めた「全体の工数」が多く必要となり、2故に、専門性の高い弁護士も必要となる。こうした業務を全て一人の弁護士が行うことは実際問題として不可能ですし、また、クライアント目線も、

  • 2が専門性の高い弁護士によって行われていれば
  • かつ、どの部分に専門性が要求されるのかという識別や割り当てが正当に行われていれば

という留保付きではありますが、この前提が充足されていれば、「全体を通したタイムチャージ(の平均)が廉価な方が、同じパフォーマンスに対して低コストである」、となります。

…「M&A」は、あくまで「典型」であり、当事務所は(分野等を問わない)「M&A」それ自体に専門性を有する法律事務所ではありませんが、当事務所が専門性を有する、IT関連の法務にも、同一の性質があります。「組織性」は、当事務所の業務の、こうした性質に対応するための手段です。

参考:取扱分野一覧 – モノリス法律事務所

組織性と「事務所の規模が大きくなっていくこと」の関係性

また、少し話が脱線しますが、「事務所の規模が大きくなっていく」ということは

  • 現在は事務所として扱うことの出来ない「専門性」「規模」の案件にも対応できるようになっていく
  • 現在は代表弁護士がハンドリングしているような案件を、成長したアソシエイト弁護士などがハンドリングできるようになっていく
  • 代表弁護士目線としては、「現在は自分がハンドリングしているような案件を、成長したアソシエイト弁護士などに任せ、自分は『もう一段』大きい案件のハンドリングを行うようになっていく」である

と、いうことになります。

そして、そうであるが故に、当事務所の手がける、専門性や規模が最大に近い案件は、代表弁護士によるハンドリングが行われているケースが多いと言えます。

新人弁護士も「巨大な案件」に関わることができるか

ただ、「専門性や規模が最大に近い」ということは、その案件に関わる弁護士にも、やはり、一定程度の専門性や、業務経験(→業務を行うスピードや質)が、求められるケースが、少なくとも傾向としては多いとは言えます。特に後者について、「M&A」を例に挙げれば、やはり、大規模なM&Aはデッドラインとの関係でのスケジュールがタイトであるケースが多く、「必ずしも専門性が高くない部分」についても、タイトなスケジュールの中で、なるべく「戻し」などがないように進行しないと、全体進行が間に合わなくなってしまう可能性が高いと言えます。

このため、実際問題としては、「巨大」な案件には、当事務所に加入頂いた直後の弁護士を、メンバーとして加入させいにくい、という側面があります。

ただ、例えば「顧問先からの秘密保持契約書の作成依頼」といった案件におけるドラフト作成など、当事務所に加入頂いた直後からお願いすることになる仕事を、ある程度の期間・件数こなすことで弁護士としての基礎能力を付けて頂ければ、徐々に、上記のような案件に入って頂くことができるように、なってきます。

少なくとも2022年12月現在の「平均的には」というレベルの話としては、1年目の終わり頃~2年目の序盤頃に、代表弁護士がハンドリングする案件に入って頂くことが多い、と言えます。実際、本記事執筆時である2022年12月は、74期の弁護士が、ちょうど「1年目」を終える頃ですが、入所頂いた74期の3名の弁護士とは、秋以降あたりで

  • システム開発関連の紛争案件
  • IT関連の総合的な紛争案件
  • 知財関係の紛争案件

を、それぞれご一緒させて頂きました(たまたま今年は全て紛争関係の案件でしたが、これは偶然です)。…ただ、ここまで述べた構造上、

  1. 当事務所が扱う「最大」は、年と共により大きくなっていく
  2. それに伴い、代表弁護士がハンドリングする案件の専門性・規模も、徐々に大きくなっていく
  3. したがって、その案件に入る弁護士に求められるものも、徐々に大きくなっていく

という側面はあるのですが、とはいえ、これは「徐々に」という問題です。

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