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法律記事MONOLITH LAW MAGAZINE

IT・ベンチャーの企業法務

ウェブサービスの利用規約を作成する際のポイント(前編)

インターネット上のウェブサービスにおいては利用規約が公開されていることが一般的です。利用規約は、事業者とユーザー間のトラブルが発生した際に適用されます。類似した事例であっても利用規約をどのように定めるかにより結論が大きく変わることもあります。本記事では、利用規約の作成方法や作成の際の注意点について、利用規約のテンプレートを紹介しながら解説をします。

利用規約を作成する際のポイント

利用規約とは何か

利用規約とは、ゲームなどのウェブサービスを提供する事業者とユーザーに適用されるものであり、サービス利用上のルールを文章化したものです。多くの場合ホームページ上に掲載されています。

利用規約は本来ウェブサービスに限って利用されるものではありませんが、SNS、コンテンツのダウンロードサービスなどのインターネットを通じて提供されるサービスにおいてはほとんど必須のものとなっています

利用規約は基本的にはサービスを提供する事業者が作成していますが、ユーザーが利用規約に同意してウェブサービスを利用することをもって、利用規約の内容がユーザーとの間の契約内容となり双方を拘束します。また、利用規約はウェブサービスの利用に関して訴訟などが発生した場合に、裁判所の判断の基礎となりますので、内容については慎重に検討する必要があります。

ウェブサービスにおける利用規約の必要性

仮にウェブサービスについて利用規約が定められていなかった場合には、民法など法律で定められたルールが適用されることになります。そうであれば、利用規約をあえて定める必要はないと思われるかもしれません。しかし、実際には民法などの法律上のルールが自社にとって有利な条件とは限りません。そこで、法律上のルールがそのまま適用された場合に起こり得るリスクを排除するために独自の利用規約を定める必要があるのです。

例えば、ブログサービスや口コミサイトにおいてはユーザーの投稿内容をウェブサイト運営会社が自由に利用したい場面があります。しかし、投稿内容に関する著作権は、法律のルールによれば投稿したユーザーに帰属し、原則として他人が自由に利用することができません。したがって、利用規約がなければウェブサイト運営会社はユーザーの投稿を自由に利用することはできないことになります。

このような場合、利用規約においてユーザーの投稿したコンテンツに関してウェブサイト運営会社が無償で自由に利用できる旨の定めを置くことにより、ウェブサイト運営会社は投稿されたコンテンツを利用できるようになります。

利用規約のテンプレートを利用する際の注意点

利用規約を作成する際には、この記事に掲載しているようなテンプレートや他社の利用規約を参考にして作成されることが多いと思われます。もっとも、各社の提供するウェブサービスには独自性があることが通常なので、提供するサービスに合わせた内容で作成しなければ意味がありません。例えば、上で挙げたユーザーの投稿を自由に利用できることを定める利用規約の規定は、そもそもユーザーから投稿を受けるウェブサービスでなければ不要です。

したがって、利用規約のテンプレートや他社の利用規約を参考にするのは構いませんが、必ず自社の提供するウェブサービスの内容と合致しているか、また自社のウェブサービス特有のリスクに対応できているかを慎重に検討することが重要です。

なお、他社の利用規約をそのまま利用したことについて、著作権侵害になると判断した事例があります(東京地裁平成26年7月30日判決)。したがって、他社の利用規約を参考にする場合には、十分な注意が必要です。

利用規約の正しい作成方法

以下では、どのようなサービスを提供する会社でも比較的共通して盛り込むべき利用規約の内容について解説していきます。

利用規約へのユーザーの同意

ウェブサービス運営会社が作成した利用規約をユーザーに適用することが可能となるためには、ユーザーから利用規約について何らかの方式により同意を得る必要があります。

同意の方法としては、利用規約への同意ボタンを設置してクリックを求める方法や、利用規約を確認した旨のチェックボックスへチェックを求める方法など、簡易な方法で行われることが通常です。ただ、契約書に当事者が署名捺印をするような一般的な契約方法と比べると、ウェブ上のクリックで契約が成立するとする方法は、本人の意思確認の確実性が低いことに注意が必要です。

このため、利用規約を最後までスクロールしなければ、同意ボタンを押せない仕様とする方法などを採用し、ユーザ―との間でトラブルが起こった場合に利用規約に同意したことを確実に主張できる設計とするべきです。

なお、実際に利用規約に基づく契約が成立する条件についても利用規約内に定める必要があります。多くの場合は、利用規約への同意についてクリックした時点ではなく、ウェブサービス運営会社が登録を承認した時点としています。この場合、ユーザーによる利用規約への同意→ユーザーによる登録申請→ウェブサービス運営会社による登録承認(契約成立)という時系列になります。

なぜ利用規約への同意の時点で契約成立としないのかというと、ウェブサービス運営会社としては問題のあるユーザーとの契約を拒否する権限を留保しておく必要があるためです。

例えば、過去に問題を起こしたユーザーが異なるアカウントを用いて再度登録しようとする場合や未成年者による登録、反社会的勢力に該当するユーザーの登録などが問題となります。

特に未成年者のユーザー登録に関しては、スマートフォンが若年層へ普及した昨今、ソーシャルゲームなどの利用時に、保護者の同意なく未成年者が高額の課金をし、トラブルになる事例が増加しています。民法は、未成年者が保護者(正確には親権者又は未成年後見人といった「法定代理人」)の同意を得ずに契約などの法律行為をした場合、その契約を取り消せることとしています。このため、ウェブサービスによっては利用規約においてユーザーが保護者の同意を得ていない場合には、利用登録を受け付けないことを明示しているものもあります。

利用規約の内容変更に関する規定

利用規約の作成後、サービス内容の変更に伴い、事業者が一方的に利用規約を変更する場合における変更方法についてはあらかじめ利用規約で定めておく必要があります。

利用規約は事業者とユーザーの間で適用される契約条項です。したがって、利用規約を変更するのであれば、ユーザーから同意を得るのが本来です。もっとも、利用規約の内容変更がユーザーに大きな不利益を与えるようなものでもない限り、ユーザーは利用規約の内容変更に興味が無いことが多いといえます。この場合、変更後の利用規約に改めて同意を求めなくても不都合が生じにくいことから多くのウェブサービスでの利用規約において、「ウェブサービス事業者が利用規約を変更できる」旨を定め、ユーザーから個別の同意を得ずに利用規約を変更しています。

この場合、利用規約において「本規約を変更した場合には、登録ユーザーに当該変更内容を通知するものとし、当該変更内容の通知後、登録ユーザーが本サービスを利用した場合又は当社の定める期間内に登録取消の手続をとらなかった場合には、登録ユーザーは、本規約の変更に同意したものとみなす」などの定めを置くことによりユーザーの同意を擬制する扱いが一般的です。

ウェブサービスに関する用語の定義に関する規定

利用規約は、当事者間の紛争が生じた場合に適用するために作成されています。したがって、ユーザーと事業者だけでなく、裁判所など第三者にとっても、ウェブサービスや利用規約で利用されている用語の意味が明確にわかるよう規定することが必要です。

そこで、利用規約の中で「用語の定義」に関する規定を設けて、第三者からみて利用規約で使用される用語の意味を明確に理解できるようにしておくことが比較的よく行われています。

アカウントの管理に関する規定

ユーザーは、自分の保有するアカウントを自らの意思で他人に利用させたりすることが自由にできると考えていることがあります。しかし、ウェブサービスによってはアカウント毎に料金設定されていることもあり、アカウントの共用を許すと売り上げの減少を招く可能性があります。また、アカウントの共用や譲渡がされると、セキュリティ上の問題発生の原因となるリスクも否定できません。

また、ウェブサービスによってはユーザー自身がアカウントを作成することがあります。この場合、ユーザー以外の者によってアカウントが不正使用されるリスクもあります。そこで、アカウントの共用や譲渡を禁ずる旨や、ユーザーの責任によりアカウントを適切に管理する旨を規定し、これらに違反したことが理由でトラブルが発生した場合は、ユーザーが責任を負うことを利用規約に明示することが一般的です。

ウェブサービス利用における禁止行為に関する規定

ウェブサービスにおいて、迷惑行為や違法行為を行うユーザーが発生することがあります。このとき、迷惑行為や違法行為を禁止する規定をあらかじめ用意していなかった場合、このような行為を止めさせることが難しくなることがあります。そこで、事業者にが不都合と考える行為については、利用規約の中に禁止行為として具体的に列挙して定めておくことが有効になります。

ウェブサービスは、多数のユーザーに対して同一のサービスを提供することで収益が生じる仕組みであることが大半です。このため、事業者に不都合なユーザーの行動を適切にコントロールすることは、そのウェブサービスを継続するうえで重要なポイントとなります。そこで、禁止行為を具体的に定めることは、利用規約を作成する上では非常に大切なことといえます。

禁止事項を定める際は、第三者の権利侵害の禁止や違法行為の禁止など、どの事業者も定める一般的な内容だけでなく、そのサービス特有のものとして発生しうる禁止事項をできるだけ具体的に定めることによって、禁止事項に違反したユーザーに対するペナルティなどの措置が容易になります。

例えば、ペナルティを与えたユーザーから対応が不当であるとの異議が出た場合に、ユーザーの行為が利用規約に明らかに抵触するといえればクレームが収まりやすいといえます。このため、利用規約において禁止される行為をできるだけ網羅的に記載することは非常に有用といえるのです。とはいえ、ウェブサービスを開始した時点で禁止行為をすべて想定することは難しいので、サービスの運営を開始してから、具体的な問題が生じるたびに禁止事項に追加するという対応が現実には多いでしょう。

これに加え、禁止行為を行った際のペナルティについて利用規約に規定することもあります。禁止行為を利用規約に定めてもペナルティがなければ抑止力とならないためです。ペナルティの例としては、迷惑行為の停止、サービス利用自体の一時的な差止、利用停止処分等があります。

利用規約のテンプレートに関しては、以下の記事でも詳細に解説します。

関連記事:ウェブサービス等の利用規約の作り方を弁護士が解説(後編)

まとめ

利用規約もウェブサービス運営会社とユーザーとの間に適用される契約であり、双方の合意が必要です。そうである以上、利用規約に同意するまでの間にどのような経路をたどっているかが重要となりますし、またユーザーとのトラブルも避けることにもつながります。また、利用規約を作成する際には、他社の利用規約をそのまま利用すればいいと考えがちですが、自社のウェブサービスに合致した内容とすることはトラブルを回避するためにとても重要です。ウェブサービスの利用規約の作成に関しては著作権法などIT分野に関する知識が必要となりますのでIT分野に詳しい弁護士に相談しておくことをおすすめします。

参考:利用規約テンプレート

●●●(Webサービス名)利用規約

本利用規約(以下「本規約」といいます。)には、株式会社●●●●(以下「当社」といいます。)の提供する●●●(以下「本サービス」といいます。)のご利用にあたり、ユーザーの皆様に遵守していただかなければならない事項及び当社とユーザーの皆様との間の権利義務関係が定められております。当該サービスをご利用になる方は、本規約に同意する前に、必ず全文お読み下さいますようお願いいたします。

第1条(適用)

1. 本規約は、本サービスの利用に関する当社とユーザー(第2条に定義)との間の権利義務関係を定めることを目的とし、ユーザーと当社の間の本サービスの利用に関わる一切の関係に適用されます。

2. 当社が当社ウェブサイト又は当社アプリ(第2条に定義)上で随時掲載する本サービスに関するルール、諸規定等は本規約の一部を構成するものとします。かかるルール、諸規定等と、本規約の定めが異なる場合には、当該ルール、諸規定等が優先して適用されるものとします。

第2条(定義)

1.「登録ユーザー」とは、第3条に基づき本サービス会員としての登録がなされた個人又は法人を意味します。
2.「有料プラン」とは、本サービスの「●●●【プランの名称】(理由の如何を問わず名称は若しくは内容が変更された場合は、当該変更後のプランを含みます。)」など、登録ユーザーが対価を支払うことで利用し得る地位を得るプランを意味します。
3.「有料登録ユーザー」とは、第7条に基づき本サービスの有料プランの登録を行い、かかる登録が維持されている登録ユーザーを意味します。
4.「未登録ユーザー」とは、第3条に基づくユーザー登録を行わずに本サービスを利用する個人又は法人を意味します。
5.「ユーザー」とは,「登録ユーザー」と「未登録ユーザー」の総称を意味します。
6.「再生履歴」とは,ユーザーの当サービスにおける音楽再生に関わる行動の履歴(音楽に対する評価を含みますが,これに限られません。)を意味します。
7.「外部SNSサービス」とは、Facebook、その他の事業者が提供しているソーシャル・ネットワーキング・サービスで、登録ユーザーの認証、友人関係の開示、当該外部ソーシャル・ネットワーク内へのコンテンツの公開などの機能を持ち、本サービスの実施に利用されるサービスを意味します。
8.「外部SNS事業者」とは、外部SNSサービスのサービス提供者を意味します。
9.「外部SNS利用規約」とは、登録ユーザーと外部SNS事業者との権利関係を定める規約を意味します。
10.「外部決済サービス」とは、第8条第4項において定義された「外部決済サービス」を意味します。
11.「知的財産権」とは、著作権、特許権、実用新案権、商標権、意匠権その他の知的財産権(それらの権利を取得し、又はそれらの権利につき登録等を出願する権利を含みます。)を意味します。
12.「著作権者等」とは,著作権法第2条2号の著作者,同条4号の実演家,同条6号のレコード製作者その他の,著作権法上の権利を有する者を意味します。
13.「私的利用等」とは,著作権法第21条ないし第28条の権利を侵害しない行為を意味します。
14.「営利的利用等」とは,著作権法第22条又は第22条の2の権利を侵害し,他の権利を侵害しない行為を意味します。15.「当社ウェブサイト」とは、そのドメインが「●●●」又は「●●●」である当社が運営するウェブサイト(理由の如何を問わず当社のウェブサイトのドメイン又は内容が変更された場合は、当該変更後のウェブサイトを含みます。)を意味します。
16.「当社アプリ」とは、当社が開発又は提供を行う、iPhone、Android端末機その他のハードウェアデバイス向けのアプリケーションを意味します。
17.「パスワード」とは、登録ユーザーがログインするためのパスワードを意味します。
18.「反社会的勢力等」とは、暴力団、暴力団員、右翼団体、反社会的勢力、その他これに準ずる者を意味します。
19.「●●●」とは、当社が提供する「●●●」という名称のウェブサービス又はアプリケーション(理由の如何を問わずウェブサービス又はアプリケーションの名称若しくは内容が変更された場合は、当該変更後のサービス又はアプリケーションを含みます。)を意味します。
20.「●●●」とは、当社が提供する「●●●」という名称のインターネット上で運営する●●●【サービス内容】のサービス(理由の如何を問わずサービスの名称又は内容が変更された場合は、当該変更後のサービスを含みます。)を意味します。
21.「●●利用規約」とは、●●●【URL】にて公開される、●●●の利用に関わる規約(理由の如何を問わずURLが変更された場合は、当該変更後の規約を含みます。)を意味します。

第3条(ユーザー登録)

1.本サービスを登録ユーザーとして利用することを希望する者(以下「登録希望者」といいます。)は、本規約を遵守することに同意し、かつ当社の定める一定の情報(以下「登録情報」といいます。)を当社の定める方法で当社に提供することにより、登録を申請することができます。
2.登録希望者は、1名につき1つの登録のみができるものとし、同一人物にて複数の登録をすることはできないものとします。但し、●●●【サービス名】上で●●●利用規約第3条3項に定める合理的な理由がある場合に限り、同一人物について複数の登録が可能です。
3.登録の申請は必ず本サービスを利用する個人又は法人自身が行わなければならず、原則として代理人による登録申請は認められません。
4.当社は、当社の基準に従って、登録希望者の登録の可否を判断し、当社が登録を認める場合にはその旨を登録希望者に通知し、この通知により登録希望者の登録ユーザーとしての登録は完了したものとします。
5.前項に定める登録の完了時に、本規約の諸規定に従った本サービスの利用契約が登録ユーザーと当社の間に成立するものとします。
6.当社は、本条第1項に基づき登録を申請した者が、以下の各号のいずれかの事由に該当する場合は、登録を拒否することがあります。
(1)本規約に違反するおそれがあると当社が判断した場合
(2)当社に提供された登録情報の全部又は一部につき虚偽、誤記又は記載漏れがあった場合
(3)過去に本サービス又は本サービスの利用の登録を取り消された者である場合
(4)未成年者、成年被後見人、被保佐人又は被補助人のいずれかであり、法定代理人、後見人、保佐人又は補助人の同意等を得ていなかった場合
(5)反社会的勢力等である若しくは反社会的勢力等であった、又は資金提供その他を通じて反社会的勢力等の維持、運営若しくは経営に協力若しくは関与する等反社会的勢力等との何らかの交流若しくは関与を行っていると当社が判断した場合
(6)登録希望者が実在しない場合(7)既に登録ユーザーとしての登録を行っている場合(但し、本条第2項において認められた場合は除きます。)
(7)その他、当社が登録を適当でないと判断した場合
7.当社は、登録ユーザーの本人確認及び登録情報の内容が真実であるかの確認をいつでもすることができるものとし、登録ユーザーは、当社の求めに応じて、当該確認に必要な情報を書面等により当社に提供するものとします 。


第4条(登録後の変更)

1.登録ユーザーは、登録情報に変更があった場合は、遅滞なく、当社の定める方法により、当該変更事項を当社に通知し、当社から要求された資料を提出するものとします。
2.登録ユーザーは、登録メールアドレスが、自己の管理に属さなくなったときは、登録メールアドレスを自己の管理に属する使用可能なメールアドレスに変更しなければならないものとします

第5条(パスワード及び登録情報の管理)

1.登録ユーザーは、自己の責任において、パスワード及び登録メールアドレスを管理及び保管するものとし、これを第三者に利用させたり、貸与、譲渡、名義変更、売買等をしてはならないものとします。
2.パスワード又は登録メールアドレスの管理不十分、使用上の過誤、第三者の使用等による損害の責任は登録ユーザーが負うものとし、当社は一切の責任を負いません。
3.登録ユーザーは、パスワード又は登録メールアドレスが盗まれたり、第三者に使用されていることが判明した場合には、直ちにその旨を当社に通知するとともに、当社からの指示に従うものとします。

第6条(本サービスの利用)

1ユーザーは、本規約の目的の範囲内でかつ本規約に違反しない範囲内で、当社の定める方法に従い、本サービスを利用することができます。
2.登録ユーザーは、有効に登録ユーザーとして登録されている期間内に限り、本規約の目的の範囲内でかつ本規約に違反しない範囲内で、当社の定める方法に従い、本サービスを利用することができます。
3.本サービスの提供を受けるために必要な、コンピューター、ソフトウェアその他の機器、通信回線その通信環境等(外部SNS事業者との間の契約締結等を含みます。)の準備及び維持は、ユーザーの費用と責任において行うものとします。また、ユーザーが本サービスを利用するにあたって、発生する通信費は、ユーザーが負担するものとします。
4.ユーザーは、自己の利用環境に応じて、コンピューター・ウィルスの感染の防止、不正アクセス及び情報漏洩の防止等のセキュリティ対策を講じるものとします。
5.当社は、ユーザーの利用環境の準備及び整備について一切の責任を負わないものとします。


第7条(有料ユーザー登録)

1.登録ユーザーは、当社ウェブサイト又は当社アプリにおいて、決済情報(ID、パスワード、クレジットカード番号、銀行情報等)を●●●【決済方法】その他の当社が定める方法にて入力し、当社が認証確認をしたときをもって、有料登録ユーザーとしての地位を得ることができます。
2.有料登録ユーザーは、有料プランを利用することができる地位を得ることの対価として、当社が定める金額(有料プランを申し込む際に明示されます。)を、当社が定める支払期日において、●●●【決済方法】その他の当社が定める方法で支払うものとします。手数料その他支払に必要な費用は有料登録ユーザーの負担とします。
3.有料プランは、当社ウェブサイト又は当社アプリ上で申込の際に表示されていたものを内容とします。ただし、当社はかかる内容を、有料登録ユーザーに対する通知から合理的期間経過後に変更することができるものとし、有料登録ユーザーは有料プランの解約を行わない限り、変更後の内容に同意したものとみなされることを予め承諾するものとします。
4.有料登録ユーザーによる●●●【決済方法】その他の外部決済サービス(以下「外部決済サービス」といいます。)の利用については、当該外部決済サービスの利用規約に従って、有料登録ユーザーの責任により行うものとし、当社は一切の責任を負わないものとします。万一、有料登録ユーザーと外部決済サービスの間で何らかの紛争が生じた場合は、有料登録ユーザーと外部決済サービスとの間で責任をもって解決するものとします。
5.有料登録ユーザーは、本条第2項の対価について、有料登録ユーザー本人名義の外部決済サービスのアカウントを使って支払を行うものとします。
6.有料登録ユーザーは、いかなる理由に基づいても、一度支払った金銭が返金されないことを予め承諾すするものとします。

第8条(著作権者の許諾)

1.ユーザーが本サービスを当社が指定する方法で利用する際に本サービスにより再生される音楽(以下,単に「音楽」といいます。)について,ユーザーは,私的利用等を行うことができます。
2.音楽について,有料登録ユーザーのうち商用利用等を認められた者は,商用利用等を行うことができます。ただし,当社は著作権者等の有効な許諾が得られていることについて何らの保証を行いません。
3.前項の者を除き,ユーザーは音楽の商用利用等を行うことができないものとします。

第9条(●●●【サービス名】の利用)

1.登録ユーザーは、本サービスの登録ユーザーとしてのアカウントを用いて●●●にログインした時点で、●●●利用規約に有効に同意し、当社と登録ユーザーの間に●●●利用規約を内容とする利用契約が成立することを承諾するものとします。

第10条(禁止行為)

1.ユーザーは、本サービスの利用にあたり、以下の各号のいずれかに該当する行為をしてはなりません。
(1)当社、又は本サービスの他の利用者、外部SNS事業者その他の第三者の知的財産権、肖像権、プライバシーの権利、名誉、その他の権利又は利益を侵害する行為(かかる侵害を直接又は間接に惹起する行為を含みます。)
(2)犯罪行為に関連する行為又は公序良俗に反する行為
(3)猥褻な情報又は青少年に有害な情報を送信する行為
(4)異性交際に関する情報を送信する行為
(5)法令又は当社若しくは登録ユーザーが所属する業界団体の内部規則に違反する行為
(6)コンピューター・ウィルスその他の有害なコンピューター・プログラムを含む情報を送信する行為
(7)本サービスに関し利用しうる情報を改ざんする行為
(8)当社が定める一定のデータ容量以上のデータを本サービスを通じて送信し又は受信する行為
(9)当社による本サービスの運営を妨害するおそれのある行為
(10)第三者になりすまして、登録ユーザーとして登録をする行為
(11)他の登録ユーザーになりすまして、本サービスを利用する行為
(12)同一人が複数の登録ユーザーの登録をする行為
(13)虚偽の内容で登録ユーザーの登録をする行為
(14)当社のサーバその他のコンピューターに不正にアクセスする行為
(15)本サービスの利用を通じて取得したメールアドレスその他の個人情報を利用して、当社が認めた以外の方法で、広告・宣伝をする行為
(16)当社と同種又は類似の業務を行う行為
(17)前各号の他本規約等の定めに違反する行為
(18)その他、当社が不適切と判断する行為
2.当社は、本サービスにおける登録ユーザーによる行為が前項各号のいずれかに該当し、又は該当するおそれがあると当社が判断した場合には、登録ユーザーに事前に通知することなく、以下の各号に基づく措置を講ずることができるものとします。当社は、本項に基づき当社が行った措置に基づき登録ユーザーに生じた損害について一切の責任を負いません。
(1)違反行為を停止するよう要求すること
(2)違反行為の対象となっている内容の削除、違反行為の差止
(3)本サービスの利用を停止すること
(4)その他、当社が必要とする処分を行うこと
(5)前各号の措置を講じたことについて、当社が適当と認める方法において公表すること

第11条(本サービスの停止等)
1.当社は、以下のいずれかに該当する場合には、登録ユーザーに事前に通知することなく、本サービスの利用の全部又は一部を停止又は中断することができるものとします。
(1)本サービスに係るコンピューター・システムの点検又は保守作業を定期的又は緊急に行う場合
(2)コンピューター、通信回線等が事故により停止した場合
(3)火災、停電、天災地変、戦争、暴動、内乱、法令・規則の制定・改廃、公権力による命令処分、争議行為などの不可抗力により本サービスの運営ができなくなった場合
(4)外部SNSサービスに、トラブル、サービス提供の中断又は停止、本サービスとの連携の停止、仕様変更等が生じた場合
(5)その他、当社が停止又は中断を必要と判断した場合
2.当社は、当社の都合により、本サービスの提供を終了することができます。この場合、当社は登録ユーザーに事前に通知するものとします。
3.登録ユーザーは、本サービスを利用することが、登録ユーザーに適用のある法令、業界団体の内部規則等に違反するか否かを自己の責任と費用に基づいて調査するものとし、当社は、登録ユーザーによる本サービスの利用が、登録ユーザーに適用のある法令、業界団体の内部規則等に適合することを何ら保証するものではありません。
4.当社は、本条に基づき当社が行った措置に基づき登録ユーザーに生じた損害について一切の責任を負いません。

第12条(権利帰属)

1.当社ウェブサイト、当社アプリ又は本サービスに関する所有権及び知的財産権は全て当社又は当社にライセンスを許諾している者に帰属しており、本規約に定める登録に基づく本サービスの利用許諾は、当社ウェブサイト又は本サービスに関する当社又は当社にライセンスを許諾している者の知的財産権の使用許諾を意味するものではありません。登録ユーザーは、いかなる理由によっても当社又は当社にライセンスを許諾している者の知的財産権を侵害するおそれのある行為(逆アセンブル、逆コンパイル、リバースエンジニアリングを含みますが、これに限定されません。)をしないものとします。
2.当社ウェブサイト又は本サービスにおいて、登録ユーザーが投稿その他送信を行った文章、画像、動画その他のデータ及び本コンテンツについては登録ユーザーに権利が留保されるものとし、当社において、無償で自由に利用(複製、複写、改変、第三者への再許諾その他のあらゆる利用を含みます。)することができるものとします。

第13条(登録取消等)

1.当社は、登録ユーザーが、以下の各号のいずれかの事由に該当する場合は、事前に通知又は催告することなく、当該登録ユーザーについて本サービスの利用を一時的に停止し、登録ユーザーとしての登録を取り消すことができます。
(1)本規約のいずれかの条項に違反した場合
(2)登録情報に虚偽の事実があることが判明した場合
(3)当社、他の登録ユーザー、外部SNS事業者又は第三者に損害を生じさせるおそれのある目的又は方法で本サービスを利用した、又は利用しようとした場合
(4)外部SNS利用規約に違反したことその他の理由によって、登録ユーザーが外部SNS事業者から、そのサービスの提供や連携を受けられなくなった場合
(5)手段の如何を問わず、本サービスの運営を妨害した場合
(6)支払停止若しくは支払不能となり、又は破産手続開始、民事再生手続開始、会社更生手続開始、特別清算開始若しくはこれらに類する手続の開始の申立てがあった場合
(7)自ら振出し、若しくは引受けた手形又は小切手につき、不渡りの処分を受けた場合
(8)差押、仮差押、仮処分、強制執行又は競売の申立てがあった場合
(9)租税公課の滞納処分を受けた場合
(10)死亡した場合又は後見開始、保佐開始若しくは補助開始の審判を受けた場合
(11)1年以上本サービスの利用がなく、当社からの連絡に対して応答がない場合
(12)第3条第7項各号に該当する場合
(13)登録ユーザーが反社会的勢力等に該当する場合又はその役員若しくは従業員のうち反社会的勢力等に該当する者がいる場合
(14)登録ユーザー本人又は登録ユーザーの役員若しくは従業員が逮捕若しくは勾留又は刑事訴追を受けた場合
(15)登録ユーザー本人又は登録ユーザーの役員若しくは従業員が自ら又は第三者を利用して、当社又は第三者に対して、詐術、粗野な振る舞い、合理的範囲を超える負担の要求、暴力的行為又は脅迫的言辞を用いる等した場合
(16)当社又は第三者に対して、自身が反社会的勢力等である旨を伝え、又は自身の関係団体若しくは関係者が反社会的勢力等である旨を伝えるなどした場合
(17)その他、当社が登録ユーザーとしての登録の継続を適当でないと判断した場合
2.本条第1項各号のいずれかの事由に該当した場合、登録ユーザーは、当社に対して負っている債務の一切について当然に期限の利益を失い、直ちに当社に対して全ての債務の支払を行わなければなりません。3.当社は、本条に基づき当社が行った行為により登録ユーザーに生じた損害について一切の責任を負いません。
4.登録ユーザーは、当社所定の方法で当社に通知することにより、自己の登録ユーザーとしての登録を取り消すことができます。
5.登録ユーザーの登録が取り消された場合、当社は当社の裁量により当該登録ユーザーが投稿又は公表した本コンテンツを削除できるものとし、登録ユーザーがこれにより被った損害について、当社は一切の責任を負わないものとします。
6.本条に基づき登録ユーザーの登録が取り消された場合、登録ユーザーは、当社の指示に基づき、当社から提供を受けた本サービスに関連するソフトウェア、マニュアルその他の物につき、返還、廃棄その他の処分を行うものとします。

第14条(保証の否認及び免責)
1.当社は、本サービスにおいて得られる情報及び本コンテンツの正確性、合法性、最新性、適切性、安全性等及び広告配信の効果等につき如何なる保証も行うものではありません。さらに、登録ユーザーが当社から直接又は間接に本サービス、本コンテンツ又は他の登録ユーザーに関する情報を得た場合であっても、当社は登録ユーザーに対し本規約において規定されている内容を超えて如何なる保証も行うものではありません。
2.本サービスは、外部SNSサービスと連携することがありますが、かかる連携を必ずしも保証するものではなく、本サービスにおいて外部SNSサービスと連携できなかった場合でも、当社は一切の責任を負いません。本サービスが外部SNSサービスと連携している場合において、登録ユーザーは外部SNS利用規約を自己の費用と責任で遵守するものとし、登録ユーザーと当該外部SNSサービスを運営する外部SNS事業者との間で紛争等が生じた場合でも、当社は当該紛争等について一切の責任を負いません。
3.登録ユーザーは、本サービスを利用することが、登録ユーザーに適用のある法令、業界団体の内部規則等に違反するか否かを自己の責任と費用に基づいて調査するものとし、当社は、登録ユーザーによる本サービスの利用が、登録ユーザーに適用のある法令、業界団体の内部規則等に適合することを何ら保証するものではありません。
4.本サービス又は当社ウェブサイトに関連して登録ユーザーと他の登録ユーザー、外部SNS事業者又は第三者との間において生じた取引、連絡、紛争等については、登録ユーザーの責任において処理及び解決するものとし、当社はかかる事項について一切責任を負いません。
5.当社は、当社による本サービスの提供の中断、停止、終了、利用不能又は変更、登録ユーザーのメッセージ又は情報の削除又は消失、登録ユーザーの登録の取消、本サービスの利用によるデータの消失又は機器の故障若しくは損傷、その他本サービスに関連して登録ユーザーが被った損害につき、賠償する責任を一切負わないものとします。
6.当社ウェブサイトから他のウェブサイトへのリンク又は他のウェブサイトから当社ウェブサイトへのリンクが提供されている場合でも、当社は、当社ウェブサイト以外のウェブサイト及びそこから得られる情報に関して如何なる理由に基づいても一切の責任を負わないものとします。
7.アクセス過多、その他予期せぬ要因で表示速度の低下や障害等(本コンテンツ等が何らかの原因で消失した場合を含む。)が生じた場合、当社は一切の責任を負わないものとします。
8.当社は本コンテンツの内容を監視、保存する義務を負わないものとします。
9.本サービスおよび本メールマガジンその他の媒体に掲載される広告(バナー広告を含むがこれに限らない。)によって、登録ユーザーに損害等が生じたとしても、当社は一切の責任を負わないものとします。

第15条(個人情報の利用)

1.当社は、登録ユーザーの個人情報については、当社が別途定める規約「個人情報の取扱について」及び本規約に基づいて取り扱うものとします。

第16条(アンケート)

1.当社は、登録ユーザーに対して、アンケートを実施することがあります。アンケートにおいて回答した内容を、当社は、個人又は法人が特定できない形に加工して、本サービスの運営その他の目的のために使用することができるものとします。
2.当社は、登録ユーザーに対して、取材の申出を行うことがあります。取材に応じ再生履歴の一部公開の許諾を頂ける旨の回答を頂いた場合,当社は,当該登録ユーザーの再生履歴のうち,許諾を頂いた項目を他のユーザーに対して公開することができるものとします。

第17条(情報の保存)

1.当社は、登録ユーザーの再生履歴その他の情報を運営上一定期間保存していた場合であっても、かかる情報を保存する義務を負うものではなく、当社はいつでもこれらの情報を削除できるものとします。なお、当社は本条に基づき当社が行った措置に基づき登録ユーザーに生じた損害について一切の責任を負いません。

第18条(ダウンロード等についての注意事項)

1.登録ユーザーは、本サービスの利用開始に際し又は本サービスの利用中に、当社アプリその他のソフトウェアを登録ユーザーのコンピューターその他のハードウェアデバイス等にインストールする場合には、登録ユーザーが保有する情報の消滅若しくは改変又は機器の故障、損傷等が生じないよう十分な注意を払うものとし、当社は登録ユーザーに発生したかかる損害について一切責任を負わないものとします。

第19条(紛争処理及び損害賠償)

1.登録ユーザーは、本規約に違反することにより、又は本サービスの利用に関連して当社に損害を与えた場合、当社に対しその損害を賠償しなければなりません。
2.登録ユーザーが、本サービスに関連して他の登録ユーザー、外部SNS事業者その他の第三者からクレームを受け又はそれらの者との間で紛争を生じた場合には、直ちにその内容を当社に通知するとともに、登録ユーザーの費用と責任において当該クレーム又は紛争を処理し、当社からの要請に基づき、その経過及び結果を当社に報告するものとします。
3.登録ユーザーによる本サービスの利用に関連して、当社が、他の登録ユーザー、外部SNS事業者その他の第三者から権利侵害その他の理由により何らかの請求を受けた場合は、登録ユーザーは当該請求に基づき当社が当該第三者に支払を余儀なくされた金額を賠償しなければなりません。
4.当社は、本サービスに関連して登録ユーザーが被った損害について、一切賠償の責任を負いません。なお、消費者契約法の適用その他の理由により、本項その他当社の損害賠償責任を免責する規定にかかわらず当社が登録ユーザーに対して損害賠償責任を負う場合においても、当社の賠償責任は、リスナー会員については損害の事由が生じた時点から遡って1ヶ月の期間にリスナー会員が当社に支払った金額、アーティスト会員については損害の事由が生じた時点から遡って1ヶ月の期間にアーティスト会員が当社から受領した金額を上限とし、登録ユーザーと当社との間で損害の事由が生じた時点から遡って1ヶ月の期間に金銭の授受がない場合には、100円を上限とします。
5.登録ユーザーが本条に定める料金の支払を遅滞した場合、登録ユーザーは年14.6%(年365日日割計算)の割合による遅延損害金を当社に支払うものとします。

第20条(秘密保持)

1.本規約において「秘密情報」とは、利用契約又は本サービスに関連して、登録ユーザーが、当社より書面、口頭若しくは記録媒体等により提供若しくは開示されたか、又は知り得た、当社の技術、営業、業務、財務、組織、その他の事項に関する全ての情報を意味します。但し、
(1)当社から提供若しくは開示がなされたとき又は知得したときに、既に一般に公知となっていた、又は既に知得していたもの
(2)当社から提供若しくは開示又は知得した後、自己の責めに帰せざる事由により刊行物その他により公知となったもの
(3)提供又は開示の権限のある第三者から秘密保持義務を負わされることなく適法に取得したもの
(4)秘密情報によることなく単独で開発したもの
(5)当社から秘密保持の必要なき旨書面で確認されたもの
については、秘密情報から除外するものとします。
2.登録ユーザーは、秘密情報を本サービスの利用の目的のみに利用するとともに、当社の書面による承諾なしに第三者に当社の秘密情報を提供、開示又は漏洩しないものとします。
3.第2項の定めに拘わらず、登録ユーザーは、法律、裁判所又は政府機関の命令、要求又は要請に基づき、秘密情報を開示することができます。但し、当該命令、要求又は要請があった場合、速やかにその旨を当社に通知しなければなりません。
4.登録ユーザーは、秘密情報を記載した文書又は磁気記録媒体等を複製する場合には、事前に当社の書面による承諾を得ることとし、複製物の管理については第2項に準じて厳重に行うものとします。
5.登録ユーザーは、当社から求められた場合にはいつでも、遅滞なく、当社の指示に従い、秘密情報並びに秘密情報を記載又は包含した書面その他の記録媒体物及びその全ての複製物を返却又は廃棄しなければなりません。

第21条(有効期限)

1.利用契約は、登録ユーザーについて第3条第5項に基づく登録が完了した日に効力を生じ、当該登録ユーザーの登録が取り消された日又は本サービスの提供が終了した日のいずれか早い日まで、当社と登録ユーザーとの間で有効に存続するものとします。

第22条(本規約等の変更)

1.当社は、本サービスの内容を自由に変更、廃止することができるものとします。
2.当社は、本規約(当社ウェブサイトに掲載する本サービスに関するルール、諸規定等を含みます。以下本項において同じ。)を変更できるものとします。当社は、本規約を変更した場合には、登録ユーザーに当該変更内容を通知するものとし、当該変更内容の通知後、登録ユーザーが本サービスを利用した場合又は当社の定める期間内に登録取消の手続をとらなかった場合には、登録ユーザーは、本規約の変更に同意したものとみなします。

第23条(連絡/通知)

1.本サービスに関する問い合わせその他登録ユーザーから当社に対する連絡又は通知、及び本規約の変更に関する通知その他当社から登録ユーザーに対する連絡又は通知は、当社の定める方法で行うものとします。
2.当社が登録ユーザーに対してメールによって連絡又は通知をする場合、登録メールアドレスに対して行うものとし、誤登録等によるメールの不達について、当社は一切の責任を負わないものとします。
3.当社が登録ユーザーに対してメールによって連絡又は通知をする場合、当社が登録メールアドレスに対してメールを送信した時点で連絡又は通知は完了したものとします。登録ユーザーがメールを確認しない場合又は通信状況による遅延若しくはメールの不達について、当社は一切責任を負わないものとします。
4.当社がユーザーに対して、当社ウェブサイト又は当社アプリ上での掲示によって連絡又は通知をする場合、当社による掲示後3日間の経過で連絡又は通知は完了したものとします。ユーザーが掲示を確認しない場合その他の不到達について、当社は一切責任を負わないものとします。

第24条(本規約に基づく契約の地位の譲渡等)

1.ユーザーは、当社の書面による事前の承諾なく、利用契約上の地位又は本規約に基づく権利若しくは義務につき、第三者に対し、譲渡、移転、担保設定、その他の処分をすることはできません。
2.当社は本サービスにかかる事業を他社に譲渡した場合には、当該事業譲渡に伴い利用契約上の地位、本規約に基づく権利及び義務並びにユーザーに関わる登録情報その他の情報を当該事業譲渡の譲受人に譲渡することができるものとし、ユーザーは、かかる譲渡につき本項において予め同意したものとします。なお、本項に定める事業譲渡には、通常の事業譲渡のみならず、会社分割その他事業が移転するあらゆる場合を含むものとします。

第25条(準拠法及び管轄)

1.本規約の準拠法は日本法とし、本規約に起因し又は関連する一切の紛争については、東京地方裁判所又は東京簡易裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

第26条(分離可能性)

1.本規約のいずれかの条項又はその一部が、消費者契約法その他の法令等により無効又は執行不能と判断された場合であっても、本規約の残りの規定及び一部が無効又は執行不能と判断された規定の残りの部分は、継続して完全に効力を有し、当社及びユーザーは、当該無効若しくは執行不能の条項又は部分を適法とし、執行力を持たせるために必要な範囲で修正し、当該無効若しくは執行不能な条項又は部分の趣旨並びに法律的及び経済的に同等の効果を確保できるように努めるものとします。

第27条(存続規定)

1.第条の規定は利用契約の終了後も有効に存続するものとします。

第28条(協議解決)

1.当社及びユーザーは、本規約に定めのない事項又は本規約の解釈に疑義が生じた場合には、互いに信義誠実の原則に従って協議の上速やかに解決を図るものとします。

当事務所による契約書作成・レビュー等のご案内

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モノリス法律事務所の取扱分野:契約書作成・レビュー等

弁護士 河瀬 季

モノリス法律事務所 代表弁護士。元ITエンジニア。IT企業経営の経験を経て、東証プライム上場企業からシードステージのベンチャーまで、100社以上の顧問弁護士、監査役等を務め、IT・ベンチャー・インターネット・YouTube法務などを中心に手がける。

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